人権学習会〜アニメ「めぐみ」〜

11月30日(木),3学年一斉に人権学習会がありました。

12/10〜16の北朝鮮人権侵害問題啓発週間に向けて,
北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」を題材に,学級ごとに授業を行いました。


どの学年・学級でも,アニメの視聴後,子どもの権利や奪われた人権等について個人で考えたり,グループで考えたりしました。


上級生は,この問題についてニュースを見たことがあったり,知っていたりする生徒が多くいましたが,
下級生の中には,今回初めて「拉致」という問題を知った,という生徒がいました。


生徒たちの感想で一番多かったのが,
「なぜ,拉致が起こったのかわからない,不思議だ。」
というものでした。

他に,「あらためて,私たちの日常が当たり前ではなく,幸せなことなんだと思った。」
「家族と暮らす日常のことが,どれだけ幸せなことかが,すごく良くわかった。」
「絶対に生きているんだ,ということを信じてあきらめない,親や家族の心がすごいと思った。」
というものがありました。


また,「人権を守るためには,しっかり相手のことを知る必要があると思う。」という意見もありました。
今後,それ以外の様々な人権問題についても機会があるときに学習し,考えていってほしいと思います。


今回の学習会が,北朝鮮による日本人拉致問題について知り,考えるだけでなく,家族について考える機会にもなりました。


鹿児島県にも被害者がいるこの問題が,早く解決されることを願うばかりです。