中学生の心

 中学生は,正面から自分の悩みや心配ごとを打ち明けることはあまり多くはありません。生徒の何気ない言葉やしぐさに表れる(表す)心の表出を鋭敏にキャッチすることが大切になります。
 学校では,家庭訪問や教育相談,生徒理解の研修会,生活記録,授業等のあらゆる教育活動を通して,生徒との心のふれあいを深め,一人一人の生徒をより深く,正しく理解するよう努めているところです。
 家庭ではどうでしょうか。自分の子どもの交友関係は,表情は,服装は,持ち物は,言動はどうかと,普段から子どもとのコミュニケーションを図り,平常の様子を熟知していないとちょっとした変化に気付かないで見過ごすことになりがちです。
 来週は,生徒たちの日常での様子等を把握するためのアンケートを実施する予定です。
 これからも,学校と家庭がそれぞれの立場で子どもをしっかり見つめ,理解を深め,相互に連携し,見えにくい中学生の心をしっかり見極めて,子どもの悩みや心配事を早期に発見し,解決のために支援をし,一人一人の生徒が充実した学校生活を送ることができるよう努めていきたいと思います。