「若鶴のさと」(学校便り12月,第10号)より その1

新年を迎えるにあたって

もうすぐ冬休みがやってきます。皆さんはどんな計画を立てているでしょうか。正月には昔から伝わるいろいろなしきたりがあります。ぜひ家庭でも話題にしてみてください。
 大掃除,門松や松飾り,除夜の鐘,お供え餅,おせち料理,お年玉,初詣,七草がゆなど,言葉というものは,その表す実態がなくなると失われていくものです。私たちの生活は様変わりしていますが,昔からの暮らしの上に成り立っています。皆さんは,そういう伝統文化を後世に伝えるという役目も担っているので,機会あるごとに学んでいって欲しいと思います。
 さて,この冬休みは1年間の生活の反省をするとともに,「新しい年の目標を決め,将来への夢と希望を持って取り組むステップ」にできるといいなと思います。そのためにも,冬休みには次のことに心がけてみましょう。

【生徒の皆さんへ】
① 家族の語らいの場や同じ体験を通して家族の一員及び社会の一員としての自覚を持てる機会にしましょう。

② 地域でのさまざまな行事に積極的に参加して,地域の先輩たちの知恵や教えを聞く機会にしましょう。

③ ただ漫然と過ごすのではなく,これだけはやろう・続けようとするものを見つける機会にしましょう。

④ 生活は規則正しく怪我・病気には十分注意しましょう。

【保護者の方へ】
① 善悪の判断と行動は保護者が責任を持って教え導いてください。

② 最後に家庭の温かみを十分味わわせてください。