竹ぼうき作り体験

帖佐正二さんをはじめ、地域の高齢者クラブの皆様9名を指導者に招き、1年生の総合的な学習の時間に竹箒作り体験をしました。生徒は、初めての体験で、なかなか思いの通りに作業が進みませんでしたが、指導者の助けも借りながら、時間内に作り上げることができました。
竹細工はさつま町の伝統工芸でもありますが、伝承者も少なく、竹箒の指導者は貴重な存在です。そこで今年は、後継者育成の意味も兼ね、土曜授業日を利用し保護者の皆様にも参加していただきました。
生徒は見よう見まねで一生懸命取り組んでいましたが、指導者の方々からは、子供たちに対して、もっと積極的に聞いて欲しかったという声も聞かれました。短い時間で伝統の技術を学ぶことの難しさを感じました。それでも、生徒一人一人が自分の箒を持ち帰ることができたのは、箒の材料を事前に準備し揃えてくださった指導者の方々のおかげだと思います。お忙しい中、また寒い中協力していただきました高齢者クラブの方々、本当にありがとうございました。