被爆体験講話

山川剛さんの被爆体験講話をお聞きしました。
話の柱4つ
1 私の子供の頃の世の中は
今では当たり前のことが贅沢と言われ、少しでも贅沢と見られれば、お前はそれでも日本人か。この非国民が。と言われた。
息苦しい世の中、思ったことを口に出せない世の中。戦争に反対すれば命を奪われる。命を粗末に扱う時代、命が軽んじられる時代だった。

2 そのような世の中で、私はあの体験をしました。
1回目の空襲警報、真っ暗な穴の中で過ごした。防空壕の前で泥だんごを作って遊んでいると、見張りのおじさんが、「敵機」と叫んだ。
すると次の瞬間、白い光だけが、一瞬長崎の空を埋め尽くし、左半身にその光を浴びた。

3 被爆者の願い
二度と被爆者を作らない=核兵器ゼロ

4 被爆者の願いは叶えられるだろうか
長い年月戦争をしていない国コスタリカ(160年) スイス、スウェーデン(200年)にそのヒントがある。

私が子供の頃のような時代に決して戻してはならない。しかし油断するとまたそのような時代にならないとも限らない。という言葉が印象的でした。